Jリーグ モンテディオ山形

山形GK後藤雅明は「V・ファーレン長崎に移籍する」フライング発表が物議

後藤雅明 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸から元日本代表MF山口蛍を完全移籍により獲得したことで注目を浴びているV・ファーレン長崎。モンテディオ山形からGK後藤雅明を獲得するというサッカー用品販売メーカーによる“フライング発表”のSNS投稿がファン・サポーターの注目を集めている。

 ゴールキーパーグローブメーカーの『RG Goalkeeper Gloves Japan』は25日、公式インスタグラムを更新「後藤サンタ企画」として、「来季からV・ファーレン長崎に移籍する、モンテディオ山形GK後藤雅明選手のサイン入りグローブを2名様にプレゼント!」と投稿。「コメント欄に後藤雅明選手への愛と応援の言葉を書いてください」と応募方法を案内している。

 27日に抽選を行う予定のプレゼント企画だが、フォロワー等からは「後藤選手って、長崎移籍が決まったんですか…?」「まだ後藤選手のことについて、クラブから公式発表がないけど…」といった問い合わせが。当該投稿は25日13時30分時点で削除されている。

 しかし、投稿内容がスクリーンショットによりX上で瞬く間に拡散されると、「後藤、長崎移籍なのか…」「モヤモヤしてる理由の半分が、移籍先が長崎なのかというところ、もう半分が公式発表じゃなくてお漏らしで知っちゃったことだよな」といった声が挙がっているほか、「後藤の移籍は仕方ないけども、よりによって長崎なのがモヤモヤ加速させてるし、リーク先がグローブ屋なのが本当に理解できない」「正式リリース前に漏らすのか、いかがなものか」などと、一部から不満も漏れている。

 現在30歳の後藤は、湘南ベルマーレ、ツエーゲン金沢を経て、2022年から山形でプレー。加入1年目から正守護神として活躍すると、2024シーズンもリーグ戦全試合でスタメン出場。チームをJ1昇格プレーオフへと導いたが、PO準決勝ファジアーノ岡山戦で3失点を喫した。