近年は低迷していたチェルシー(イングランド1部)だが、今季はエンツォ・マレスカ新監督の下、プレミアリーグでは2位に位置。ただ、近年の移籍市場では大型補強を敢行しており、トップチームの選手が飽和状態となっている。
出場機会が限定されているフランス代表FWクリストファー・エンクンク(27)は来年1月での退団を望んでいるとされている。そのなかで、スペイン『スポルト』によれば、バルセロナはハンジ・フリック監督がチームに必要としているものを完璧に提供できる選手として獲得に興味を持っているという。
下部組織からプレーしたパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)でプロキャリアをスタートさせたエンクンクは、ライプツィヒ(ドイツ1部)でのプレーを経て、昨夏にチェルシーへ加入。移籍初年度は負傷離脱の影響で公式戦14試合の出場にとどまった。
2年目の今季はカップ戦をメインに公式戦25試合に出場して12ゴール4アシストを記録。同選手の代理人はポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキと同じピニ・ザハビ氏であり、バルセロナは良好な関係を構築しているようだ。
また、ナポリ(イタリア1部)も状況を注視しているエンクンクに関してバルセロナは財政面の問題から1月の移籍市場に参入するつもりはなく、獲得に向けた具体的な動きは見せていないとのこと。レンタルで獲得できる場合のみオプションとして捉えているようだが、2024年最後の試合でアトレティコ・マドリード(スペイン1部)に敗れて首位から3位に転落したバルセロナは獲得に動くことはあるのだろうか。
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