今夏に昨季までの絶対的エースであったフランス代表FWキリアン・ムバッペが退団したパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)だが、今季のリーグ・アンで無敗をキープしており、首位を独走。4連覇に向けて前進している。
スペイン『エスタディオ・デポルティーボ』によれば、PSGはムバッペが抜けた左サイドの問題をまだ解決できていないと考えており、その穴を埋める新たなアタッカーを探しているようだ。そのターゲットとしてアスレティック・ビルバオ(スペイン1部)でプレーするスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)だという。
今夏にバルセロナ(スペイン1部)が強い関心を示していたとされているニコにはプレミアリーグの複数クラブから注目を浴びているなかで、契約解除金は6000万ユーロ(約97億9000万円)に設定されている模様。PSGは同選手が移籍願望を明らかにした場合、すぐにこのリリース条項を発動する意思があるようだ。
ガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズを兄に持つニコは兄同様に抜群のスピードを生かしたドリブル突破を武器に背番号を10に変更した今季もここまでラ・リーガ16試合に出場して1ゴール3アシストを記録。今夏に開催されたユーロ2024では母国の優勝に大きく貢献した。
そのニコに関してビルバオは新契約提示を検討しており、リリース条項を引き上げたいと考えているとのこと。現時点でスペイン代表FWは下部組織から過ごす愛するクラブを離れるつもりはないようだが、どのような結末が待っているだろうか。
コメントランキング