FIFA(国際サッカー連盟)が12月19日に発表した最新のFIFAランキングで15位の日本代表。その森保ジャパンを支えるDF板倉滉は、FW福田師王とともにボルシアMGでプレーしているが、シーズン途中で移籍する可能性があるという。
ボルシアMGとの契約を、2026年6月まで残している板倉。ここまで2024/25シーズンのブンデスリーガ全試合でフル出場しているが、『ビルト』は11月18日に「ボルシアMGは板倉を手放したくないが、高額オファーが届けば冬に話し合うつもりだ。ただ1500万ユーロ(約24億6000万円)以下で売却は望んでおらず、適切な後釜を見つける必要がある」と報じていた。
その後、日本代表MF堂安律の古巣であるオランダ1部PSVアイントホーフェンからの関心も取りざたされたが、同選手の代理人はドイツメディア『フースバル』のインタビューで「冬の移籍はいつも非常に難しい」「彼はボルシアMGで何も問題を抱えていない」などと、シーズン途中での移籍に否定的な姿勢を見せている。
しかし、英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版は12月20日、ボルシアMGがデンマーク1部FCコペンハーゲン所属のインドネシア代表DFケヴィン・ディクスの獲得に迫っていると報道。
これによると、ボルシアMGが2024年8月にもディクスの獲得に動いていたほか、コペンハーゲンと同選手の契約は2025年6月まで。ドイツ紙『フランクフルター・ルントシャウ』は「ボルシアMGはディクスを板倉の代役としてみている」などと、日本代表センターバックを放出する可能性もあわせて伝えている。
2024年11月の国際Aマッチデー期間直前にインドネシアへ帰化し、FIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の日本戦でプレーしたディクス。板倉の代役を務めるだけのクオリティーが備わっているか未知数だが、ボルシアMGの財政状況が守備陣の編成に影響を与えているようだ。
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