徳島ヴォルティスは、ブラジル2部グアラニからFWジョアン・ヴィクトルを期限付き移籍期間により獲得したと報じられている。その一方で、同国1部ECヴィトーリアから2部ミラソウへ期限付き移籍中のDFジョアン・ヴィクトルにも、Jリーグ移籍の可能性があるという。
現在27歳のヴィクトルは、身長188cmで右利きのセンターバック。直近数年間、ヴィトーリアからの期限付き移籍を繰り返すなか、2023年に復帰も、同シーズンは2部リーグでスタメン出場9試合とプレータイムを確保できなかった。しかし2024年4月にミラソウへ加入すると、この移籍をきっかけにキャリアが好転。リーグ戦38試合中36試合のスタメン出場と、主力センターバックとしてチームを1部昇格へと導いている。
ヴィトーリアとの契約を2026年12月まで残しているヴィクトルだが、2024シーズン終了後にも退団する見込み。同クラブのファビオ・モタ会長は17日、ブラジルのラジオ番組『アレーナキャスト』に出演した際、Jリーグクラブからオファーが届いていることを明かすとともに、「ミラソウは現在のレンタル契約の更新を望んでいる」とコメント。すでに争奪戦が繰り広げられているが、ヴィトーリアとミラソウの関係は良好だという。
なおヴィクトルは18日時点で、ジュビロ磐田所属MFレオ・ゴメスのインスタグラムアカウントをフォローしているが、Jリーグ移籍報道との関連性は不明だ。2024年に2部リーグ屈指のセンターバックとしてブレイクを果たしただけに、今後さらに同選手の獲得を目指すクラブが増えることも予想される。
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