
3位:モハメド・サラー(リバプール)46試合目
“エジプトのキング”であるリバプール所属エジプト代表FWモハメド・サラーは、クラブで8シーズン目(2017-2024)を迎えた今もなお驚異的な活躍を続けている。ただし、彼がリバプールに移籍した2017/18シーズンの成績を超えるシーズンはなかった。少なくとも数字がそれを証明している。
当時のリーグ記録となる36試合に出場して32ゴール10アシストを記録したサラーは、その翌2018/19シーズンのわずか10試目合で、リバプールにおけるリーグ通算50ゴール関与(39ゴール11アシスト)という節目に到達。2013/14と2014/15シーズンに在籍していたチェルシー(2015年途中にフィオレンティーナにレンタル)では結果を残せていなかったことから、前出のパーマーとは逆のパターンともいわれている。

2位:アンディ・コール(ニューカッスル・ユナイテッド)43試合目
プレミアリーグで活躍したイングランドの伝説的ストライカーの1人であるFWアンディ・コール(2008年引退)。1993/94シーズン、昇格組だったニューカッスル・ユナイテッドで34ゴールを記録し、当時の得点記録を打ち立てた。同フルシーズンの40試合で驚異の34ゴール10アシストを記録。そして翌1994/95シーズンの序盤、わずか3試合で追加の6ゴール関与を達成し、通算50ゴール関与の節目に到達した。しかも、これらの得点には1本のPKも含まれていない。
その後、マンチェスター・ユナイテッドに在籍(1995–2001)し、1998/99シーズンのトレブル(三冠)達成に貢献したコールのリーグ通算得点は歴代4位の187ゴール。彼が移籍した際、ニューカッスルのサポーターが絶望したのも無理はない。

1位:アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)39試合目
トップの記録を打ち立てていたのはやはりこの男だった。現在までに在籍してきた各クラブで圧倒的な得点能力を誇ってきたノルウェー代表FWアーリング・ハーランド。2022年にマンチェスター・シティに加入すると、同シーズンでリーグ記録を更新する36ゴールを挙げ、トレブル(三冠)達成に大きく貢献した。
類いまれな身体能力、スピード、そしてゴール前での冷静さ。これらを駆使し、世界最高のゴールゲッターの一人として君臨しているハーランド。48試合で50ゴールを達成したプレミアリーグでの記録は、今後破られることはくるのだろうか?さらにアシストを加えた50ゴール関与の節目には、わずか39試合で到達している。まさに規格外の選手といえるだろう。
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