Jリーグ サンフレッチェ広島

サンフレッチェ広島DF荒木隼人が海外移籍?谷口彰悟の代役でSTVV関心か

荒木隼人 写真:Getty Images

 サンフレッチェ広島はすでにFWピエロス・ソティリウ、MFエゼキエウ、FWドウグラス・ヴィエイラらの退団を公式発表しているが、DF荒木隼人に海外移籍の可能性が浮上。ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)が、現在負傷離脱中の日本代表DF谷口彰悟にかわるセンターバックとしてリストアップした可能性があるという。

 ベルギー紙『HBVL』は12月17日に「STVVは2025年1月の移籍ウィンドウで補強したいと考えている。すでに2人の名前が挙がっている」とリポート。これによると、谷口が11月8日のリーグ戦でアキレス腱を断裂し、手術を受けただけに、同クラブはセンターバックの新戦力獲得を検討しているという。

 また候補のひとりである荒木について、記事では「STVVが再び日本人選手を獲得しても驚きはない」とした上で、「彼と広島の契約期間は2025年1月末まで。STVVは2月1日から移籍金ゼロで獲得することが可能だ。広島の主力選手として活躍しており、日本代表でのプレー経験もある」と綴られている。

 現在28歳の荒木は、ガンバ大阪や広島の下部組織、関西大学を経て、2019年に広島へ加入。プロ1年目からリーグ戦で24試合に出場すると、2020シーズン以降も主力センターバックとして躍動。2024シーズンは6月頃に負傷で戦線離脱を余儀なくされたが、それでもリーグ戦27試合でスタメン出場。広島の上位躍進に大きく貢献した。

 2024年4月にも、STVVやスタンダール・リエージュなど欧州複数クラブからの関心が報じられていた荒木。Jリーグでの実績は十分だが、果たして2024シーズン終了後の海外移籍は実現するのだろうか。