徳島ヴォルティスは、ブラジル2部グアラニからFWジョアン・ヴィクトルを期限付き移籍期間により獲得した模様。グアラニの指揮官が同選手の移籍を明言している。
現在25歳のヴィクトルは、身長179cmで右利きのウインガー。ブラジル2部以下の複数クラブを渡り歩く中、2023年3月からグアラニでプレー。加入1年目の7月からほぼ全試合でスタメンに名を連ねると、2024シーズンもリーグ戦27試合の先発出場で3ゴール1アシストをマーク。ただクラブは20位という結果に終わり、3部降格が決定。主力選手の放出は必至とみられていた。
ブラジルメディア『グローボ』は12月17日に「ヴィクトルは買い取りオプション付きの1年レンタルで徳島へ加入する」とリポート。グアラニとヴィクトルの契約期間は2026年12月まで残っているが、同クラブ指揮官は「彼は移籍した」と退団を明言した一方、買い取りオプションの設定額は報じられていない。
2024シーズン序盤に低迷も、増田功作監督のもとで巻き返した徳島。前線ではFWチアゴ・アウベス、FW柿谷曜一朗が契約満了により退団した一方、韓国1部の大邱FCからFWルーカス・バルセロスを完全移籍により獲得している。
また17日には、2024シーズンにレノファ山口でポルトガル語通訳を務めていた斉藤レアンドロ悠輔氏の雇用を公式発表。一部から「ブラジル人選手の受け入れ態勢が整った」という声が挙がっていた。
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