セレッソ大阪所属のブラジル人FWレオ・セアラには、鹿島アントラーズからのオファーが報じられる一方で、ブラジル1部ECヴィトーリア移籍の可能性も浮上。現地メディアが個人合意に達したと報じている。
2024年9月以降、ブラジル国内複数クラブからの関心が報じられていたレオ・セアラ。ヴィトーリアの会長は12月16日、ブラジルメディア『B news』の番組に出演した際、サンパウロ所属MFウェリントン・ハット(元V・ファーレン長崎所属)とともに、レオ・セアラへの関心を明言。『O POVO』はC大阪と同選手の契約期間が2025シーズン終了後までと伝えていた。
そんななか、ブラジルメディア『Canal do Dinâmico』は17日、同選手の去就について「ヴィトーリアはレオ・セアラと年俸面で合意に達した。ただ、1800万レアル(約4億5000万円)の契約解除金についてセレッソ大阪と交渉中である」とリポート。個人合意に達したというが、日本国内の報道によると、鹿島移籍交渉は最終段階に入っているとのこと。両クラブによる争奪戦、鹿島が巨額の違約金を支払って獲得する可能性も考えられる。
現在29歳のレオ・セアラは、2016シーズンにFC琉球でプレーしたほか、2021年から2シーズンにわたり横浜F・マリノスに在籍。2022シーズンにはJ1優勝を成し遂げたものの、スタメンでの出場機会を求めて同シーズン終了後にC大阪へ移籍した。
そのC大阪では、加入1年目から絶対的ストライカーとして活躍。2024シーズンもリーグ戦ほぼ全試合スタメン出場で21ゴールをマーク。J1得点ランキングでは、1位のFWアンデルソン・ロペス(横浜FM)から3差の2位と結果を残している。
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