ブラジル人FWガブリエル・シャビエルが12月16日、2024シーズン限りでの現役引退を発表。同選手はかつて名古屋グランパス、北海道コンサドーレ札幌、ファジアーノ岡山とJリーグ3クラブでプレーしていた。
現在31歳のシャビエルは、2017シーズンから5年間にわたり名古屋に在籍。通算137試合の出場で22ゴール37アシストと、同クラブの主力選手として活躍した後、2022シーズンは札幌でプレー。札幌でも26試合の出場で3ゴール2アシストと結果を残したが、わずか1年でチームを去っている。
札幌退団後はしばらくフリーの身だったシャビエル。2023年4月にシャペコエンセと7カ月間の短期契約を結んだが、加入から2か月で出場機会を失うと、9月に契約解除。2024年1月に岡山へ加入も、2度の負傷離脱によりJ2リーグ6試合の出場で1ゴールという結果に終わっている。
2024年7月に岡山を退団して以降、再び無所属状態となっていたシャビエルだが、16日にインスタグラムを更新。これまでの所属クラブにおける印象的なシーンを動画でアップすると、日本語でこう綴っている。
「今日、私はピッチからの引退を正式に発表するためにここに来ました。プロサッカー選手として11年間、夢が叶い、世界中の人々や文化に出会う無数の機会をもたらしてくれました」
「人々が想像するよりもハードなこのキャリアで、私の人生のすべての瞬間に私のそばにいてくれた家族にまず感謝したいです。そのおかげで私はこのサッカー人生を楽しむ事が出来ました」
「また、私が一緒に仕事をしたすべてのチームメイト、コーチ、強化部長、社長、メディカル、すべてのスタッフ、特に私たちを一番サポートしてくれたサポーターに感謝したいと思います」
「最後に、私の第二の故郷となってくれた日本に感謝します。温かく迎え入れてくれた事には特別な思いがあります。ありがとう、サッカー!」
日本、そしてJリーグに対する特別な思いで投稿を締め括ったシャビエル。名古屋、札幌、岡山でのプレーは、多くのファン・サポーターの記憶に刻まれている。
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