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国内移籍消滅報道も…谷口栄斗の投稿話題。東京ヴェルディ残留説に異論も

谷口栄斗 写真:Getty Images

 東京ヴェルディ所属DF谷口栄斗は、過去に東京VからFC町田ゼルビアへ完全移籍したMFバスケス・バイロンへの皮肉と解釈可能なメッセージで話題に。報道によると、2024シーズン終了後の国内移籍の可能性は消滅したというが、一方でファン・サポーターの関心は同選手のSNS投稿にも向いているようだ。

 谷口の去就を巡っては、川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ、名古屋グランパスからのオファーが報じられていたものの、15日までに国内複数クラブからのオファーを拒否したとのこと。ネット上では、東京V残留が濃厚という見方が広まる一方で、海外移籍の可能性を指摘する声も挙がっている。

 そんななか、谷口本人は15日にインスタグラムを更新。ロンドン市内を観光する自身の姿をアップして、「I’m in London とりあえず休む!!!」と投稿したほか、ストーリーズではセント・メアリーズ・スタジアムでプレミアリーグ第16節のサウサンプトン対トッテナム・ホットスパーを観戦したことを報告。この一戦では、サウサンプトン所属の日本代表DF菅原由勢が途中出場も、トッテナムが韓国代表FWソン・フンミンらのゴールにより5-0で勝利している。

 この投稿を受けて、ネット上では「そもそも移籍という大事な決断するときに、イギリス旅行の予定組まないよな」「休暇でロンドンにいるから、残留かな」などと、今冬残留を予想するコメントが。ただ一方で「海外からオファー来たら引き受けそう」「海外志向あるかもしれない」といった意見も見受けられる。

 東京V下部組織出身の谷口は、2022年に同クラブのトップチームへ正式加入。プロ1年目からJ2リーグで34試合出場と、守備陣の中心選手として活躍すると、2023シーズンにはクラブのJ1昇格に貢献。2024シーズンも自身初のJ1挑戦ながらも、29試合の出場で5ゴールを挙げた。ヴェルディ一筋のキャリアを歩む同選手の今後に注目が集まる。