町田ゼルビア所属のパリ五輪U23日本代表FW藤尾翔太は、PK直前の水かけ行為で度々話題に。12月14日開催のファンフェスタ2024でも“水かけ行為未遂”の一幕があったが、これを巡って様々な意見が。同選手への批判に否定的な声も挙がっている。
今季、東京ヴェルディ戦やガンバ大阪戦でPK直前にボールを濡らし、ゴールを奪った藤尾。8月17日開催の明治安田J1リーグ第27節ジュビロ磐田戦でも、PK獲得後にボールを抱えて給水ボトルに入っていた水をかけたが、主審からボール交換を求められ、不満をあらわにしたことは記憶に新しい。
そんな藤尾は町田GIONスタジアムで開催されたファンフェスタに参加。フットダーツでは、ボールを濡らそうとペットボトルを持つと黒田剛監督から「それはやめておけ」と突っ込まれるなど、ファン・サポーターの笑いを誘っていた。
同選手と黒田監督のやり取りに対して、ネット上では「ファンフェスタなので、町田サポーターの皆さんが楽しめたらいいと思う」「純粋に面白い!」といったコメントがある一方で、「冗談にできない行為でしょ」「ネタにしてるということは藤尾選手および黒田監督は問題ない行為って思ってることのあらわれで、あの行為を問題と思ってる人を小馬鹿にしてるんだろうなと思う」「町田の選手が、自分たちが批判されたプレーをこうやって茶化すのは違う」「ネタにすることじゃない」といった否定的な意見も。
「藤尾への批判は違う」「ファンフェスタでの行為にまで口出ししなくても…」などと水かけ行為はもちろん、他の町田のプレースタイルを巡っても議論が白熱しているが、そんな中でも「監督の発言、選手の行為、色々物議は醸しましたが、1年目でこの成績は凄いと思います」「町田ゼルビアは嫌われても、いないとなんか物足りない存在になっている。来年も優勝争い出来るといいね」など、同クラブを後押しするメッセージも見受けられる。
なお藤尾はインターネット放送局『ABEMA』で11月30日に放送された町田のドキュメンタリー番組にVTR出演。自らの水かけ行為について、「最初に始めたキッカケは、芝が乾燥していて蹴りづらかったから」と、第5節サガン鳥栖戦でのPK失敗を教訓にしたことを告白。
「(水を)かけずに外すならば、かけて決める方が個人的には納得できる。外した時に『なぜあの時にかけていなかったんだろう』と思う方が嫌。それならば、やれることは全部やって…」と、水かけ行為を止めない理由を説明している。
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