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浦和関心の噂も。スウェーデン代表FWがJリーグ移籍?鹿島DF植田直通の元同僚

ニクラス・エリアソン 写真:Getty Images

 ギリシャ1部AEKアテネFC所属のスウェーデン代表FWニクラス・エリアソンに、Jリーグ移籍の可能性が。複数クラブからのオファーが海外で報じられている。

 現在29歳の同選手は、身長178cmで左利きのサイドアタッカー。AIKソルナをはじめスウェーデン国内の複数クラブを渡り歩いたほか、2017年夏から3シーズンにわたりイングランド2部ブリストル・シティでプレー。2020年10月にブリストルからニーム・オリンピックへ完全移籍しているが、そのニームではおよそ2年にわたりDF植田直通(現鹿島アントラーズ)とチームメイトだった。

 2022年8月から在籍しているAEKアテネでは、2023/24シーズンにリーグ戦・プレーオフあわせて29試合のスタメン出場で8ゴール9アシストをマークするなど、右サイドの主戦場とし、シーズン終了後には2028年6月までの契約延長を勝ち取っていた。しかし2024/25シーズンは、ここまでリーグ戦でスタメン出場5試合。11月以降はほぼ全試合で出番なしと、序列低下が著しい。

 スウェーデン紙『Sportbladet』が12月12日に伝えたところによると、エリアソンはすでにAEKアテネ退団に向かっているとのこと。スウェーデン1部マルメFFがAEKアテネとの交渉進めており、移籍金など最大4000万スウェーデンクローナ(約5億5000万円)の支払いを求められているが、日本やカタール国内のクラブも同選手の争奪戦に加わる見込み。日本の一部情報筋は、浦和レッズからの関心を伝えている。

 2024年6月にスウェーデン代表デビューを果たし、UEFAネーションズリーグでも4試合に出場しているエリアソン。イングランドやフランスでのプレー経験があるだけに、多くの日本のサッカーファンが同選手のJリーグ挑戦を望んでいるはずだ。