今季のラ・リーガで首位を走るバルセロナ(スペイン1部)だが、今夏に獲得したスペイン代表MFダニ・オルモ(26)をわずか半年で放出する可能性があるようだ。
バルセロナの育成機関で育ったオルモは2015年にディナモ・ザグレブ(クロアチア1部)でプロデビューを果たすと、2020年冬にライプツィヒへステップアップ。高いボールコントールと高水準なキック精度を武器に今夏にバルセロナへと帰還した。
今夏に開催されたユーロでは得点王に輝いて母国の優勝に貢献したオルモだが、デンマーク代表DFアンドレス・クリステンセンの長期離脱を受けて、選手登録ができている状況だという。スペイン『ムンド・デポルティーボ』によれば、冬の移籍市場で2030年夏までの契約を結んでいるスペイン代表MFを再登録に向けて動いているという。
仮に登録できなければ、バルセロナは今夏に移籍金4700万ユーロ+ボーナスを投じて獲得したオルモをフリーで放出するようだ。議会の承認が必要ではあるものの、バルセロナはナイキとすでに合意に至っており、ファイアンシャル・フェアプレーでの問題も解決する見込みであることから同選手をフリーで流出させる可能性を考えていないようだ。
なお、今季のラ・リーガ9試合で5ゴールを記録しているオルモはバルセロナで成功することしか考えていないという。紆余曲折を経て、バルセロナに復帰した同選手だが、タイトル争いが激化する後半戦もチームにとどまることはできるのだろうか。
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