プレミアリーグ トッテナム

トッテナムのポステコグルー監督、今週末にも解任か?

アンジェ・ポステコグルー監督 写真:Getty Images

 プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパーのアンジェ・ポステコグルー監督が、12月13日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)レンジャーズ戦と16日開催のプレミアリーグのサウサンプトン戦で敗北した場合、解任の可能性が浮上すると指摘されている。

 同クラブに詳しいジャーナリストのポール・オキーフ氏が報じ、9日に行われたリーグ前節のチェルシー戦(3-4)の敗北は直接の要因にはならないものの、チームの状況が一段と厳しくなるとした。

 トッテナムは現在、プレミアリーグで11位、ELで9位に低迷している。ELで8位のレンジャーズと対戦した後、リーグ戦で最下位サウサンプトンと相まみえる予定だ。リーグでは4位のマンチェスター・シティとの勝ち点差が7に広がり、昨2023/24シーズンの順位5位を上回る結果を出せないまま苦戦している。ポステコグルー監督の進退をめぐる議論は、今後の試合結果次第でさらに加速すると思われる。

 チェルシー戦では、開始11分で2-0とリードを奪ったものの、最終的には逆転負けしたトッテナム。不要なファウルによるPK2本を含む失点が響き、直近7試合の公式戦でわずか1勝しか挙げられておらず、深刻な成績不振に陥っている。

 さらに、チームでは負傷者が続出している状況だ。DFクリスティアン・ロメロとDFミッキー・ファン・デ・フェンがチェルシー戦で負傷退場したほか、GKグリエルモ・ヴィカーリオやFWリシャルリソン、MFロドリゴ・ベンタンクールら主力選手も欠場中。チーム編成の面でも苦しい状況が続いている。