Jリーグ ファジアーノ岡山

ファジアーノ岡山がJ1を戦うために絶対手放せない選手トップ5

藤田息吹(松本山雅所属時)写真:Getty Images

3位:藤田息吹

2022シーズン、2023シーズンとモンテディオ山形の主力を担い、チームがプレーオフ進出へと駒を進める原動力となっていたMF藤田息吹。今季岡山でもその働きぶりは健在で、35試合と多くの試合に出場し中盤を支え続けた。

今季はゴールやアシストといった直接得点に関わる数字にこそ表れなかったものの、縦に差し込むパスやボール奪取からチャンスのきっかけを作った。まぎれもない攻守の要であり、フィールドプレーヤーではチームトップの出場時間であることからも代えの利かない存在であることが窺い知れる。J1でのプレー期間こそ長いとは言えないものの、頼れるベテランであることは間違いない。新たな舞台でチームが本来の力を発揮するためにも欠かせない軸となれることから、手放せない選手3位とした。


岩渕弘人 写真:Getty Images

2位:岩渕弘人

2022シーズンはJ3で31試合10ゴールを挙げ、いわきFCのJ2初昇格に大きく貢献したMF岩渕弘人。昨年J2の舞台でも高い得点力を発揮し、いわきで20試合7ゴールを挙げる活躍を見せていた。冬に岡山へ加入すると第16節から4試合連続ゴールをマークするなど、最終的にチームトップとなる13ゴールを挙げている。

こぼれ球への鋭い反応や思い切りのいいシュートとゴール前での存在感はもちろんのこと、献身的なプレスバックなど守備でもチームへの貢献度は計り知れない。J2上位勢の中でも得点力ではやや見劣りする岡山にとって、岩渕の得点力は1つの生命線とも言えよう。それだけに、カテゴリーの上がる来季はさらに限られた得点機会を確実に活かす能力が求められることから手放せない選手2位とした。


スベンド・ブローダーセン 写真:Getty Images

1位:スベンド・ブローダーセン

今季新たに横浜FCから岡山へ加入したGKスベンド・ブローダーセン。開幕から全試合にスタメン出場を果たし、J1の舞台でも見せていた高いセービング力でシーズンを通して堅守を支え続けた。

PKストップやゲーム終盤の1対1など勝負強さも随所に見せており、クリーンシートをリーグ戦20試合で達成。プレーオフの2試合でも無失点勝利に大きく貢献し昇格の立役者となっている。2021シーズンと2023シーズンは横浜FCでJ1を経験していることも含め、J1初挑戦の岡山にとってはますます頼りになる存在。国内トップカテゴリーでも今季と同様の堅守を武器に戦い抜くためにも、欠かすことのできないキーマンと言えることから手放せない選手1位とした。

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名前大島俊亮
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