Jリーグ 柏レイソル

名古屋・G大阪移籍報道も。柏FW細谷真大に欧州関心「成長止まる」と指摘も

細谷真大 写真:Getty Images

 柏レイソル所属の日本代表FW細谷真大は、11月30日に行われた明治安田J1リーグ第37節のヴィッセル神戸戦でスタメン出場。所属クラブのJ1残留が決定していない中、MFマテウス・サヴィオとともに国内移籍の可能性が報じられているが、一部から海外移籍を求める声が湧き起こっている。

 現在23歳の細谷は、柏の下部組織出身。2023シーズンのJ1リーグで14ゴールを挙げると、同シーズン終了後に日本代表DF板倉滉、FW福田師王ら擁するボルシアMGからのオファーが報じられたが、柏に残留。U23日本代表の一員としてAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選、パリ五輪本大会に臨んだほか、FIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の日本代表にも招集されるなど、国際舞台でも実績を積み重ねている。

 今季J1の舞台で6ゴールにとどまっている細谷だが、報道によると名古屋グランパスとガンバ大阪が同選手に関心。名古屋は移籍金3億5000万円を用意するなど、日本代表ストライカー獲得への本気度を見せているという。

 この細谷の移籍報道には、オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストも関心。1日にXで「細谷はヨーロッパへ移籍する可能性があると思う」と私見を述べた上で、「彼を日本に留めておくことは、J1のさらなる発展という点で大いに役立つ。しかし、彼の成長が止まる可能性もある」と綴っている。

 パリ五輪本大会のスペイン戦における幻のゴールで注目を浴び、A代表の将来を背負うストライカーとして期待されている細谷。2024年冬のウィンドウにおいて、現時点で海外挑戦の可能性は報じられていないが、果たして海外クラブからオファーが届くことはあるのだろうか。