直近のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではリバプール(イングランド1部)に0-2で敗れて、リーグフェーズでは3敗目となり敗退の危機に扮しているレアル・マドリード(スペイン1部)だが、負傷者が相次いでいる。
センターバックではブラジル代表DFエデル・ミリトンやオーストリア代表DFダビド・アラバが負傷離脱しており、スクランブル起用されていたスペイン代表DFダニエル・カルバハルとフランス代表MFオーレリアン・チュアメニも離脱中。スペイン人DFヘスス・バジェホが構想外となっていることから現状、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーと、カスティージャ登録のスペイン人DFラウール・アセンシオのみがオプションとなっている。
1月の移籍市場ではセンターバックの補強に動く可能性が取り沙汰されているなかで、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、マドリードはボローニャ(イタリア1部)に所属するオランダ代表DFサム・ブーケマ(26)の獲得に興味を持っているという。
下部組織時代はオランダクラブを転々としたブーケマは2023年夏にAZ(オランダ1部)からボローニャに完全移籍。ボール奪取能力やビルドアップ能力の高さを武器に初年度からレギュラーとしてプレーしており、今季もここまで公式戦18試合に出場している。
ただ、オランダDFにはアトレティコ・マドリード(スペイン1部)やインテル(イタリア1部)、ユベントス(イタリア1部)に加えて、複数のプレミアリーグクラブが関心を持っているとのこと。複数クラブが水面化で火花を散らしているなかで、不調に喘ぐマドリードは守備強化に漕ぎ着けることはできるのだろうか。
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