バルセロナ、財政的な問題解決に向けて「放出候補」とされた3選手とは

　ラ・リーガの強豪バルセロナはハンジ・フリック監督の下、今2024/25シーズン好調なチームとして評価されている。しかし、期待外れのパフォーマンスに終わっている選手が数名おり、クラブの財政問題解決に向けて放出候補として名前が挙がっているようだ。

　その3人とは、MFフレンキー・デ・ヨング、FWフェラン・トーレス、FWアンス・ファティだと『Fichajes』が報じた。

　デ・ヨングは、監督からの信頼を得ているが負傷から復帰後のパフォーマンスが低調で、ファンの信頼を失いつつある。契約は2026年まで残っているものの延長交渉が進まず、将来が不透明な状況だ。同リーグのライバルであるレアル・マドリード戦（10月27日4-0）で一時的に輝きを見せたものの、全体的には期待を下回る内容が続いており、シーズン終了後の売却は現実味を帯びている。

　また、トーレスはプレミアリーグのマンチェスター・シティから2022年に加入した後、最初の半年間は期待に応えたが、その後不安定なパフォーマンスが続いている。昨2023/24シーズンは一時的に調子を取り戻したものの、負傷による離脱が再び彼のプレーに影響を与え、その後も一貫した活躍を見せられていない点が懸念されている。

　ファティはファンからの愛情が厚い選手だが、負傷の繰り返しがキャリアに大きな影響を与えている。現在も再び負傷で戦線を離脱しており、クラブとしても将来性への期待が薄れつつある。多くのファンは、彼がかつて見せた輝きを取り戻すことを切望しているが、フロントは難しい決断が迫られているようだ。

　クラブの財政を立て直すため、これら3選手の売却は避けられない可能性が高いと予想されており、今後の動向が注目される。