坂元達裕(コベントリー・シティ)
2023年7月にコベントリー・シティに加入し、現在イングランドで2シーズン目を迎えるMF坂元達裕は、2019年にモンテディオ山形でプロデビュー後セレッソ大阪(2020-2022)に加入。2020年にはJリーグ優秀選手賞を受賞するなど、国内では今後の活躍を期待されていた選手の1人だ。
ベルギーのKVオーステンデ(2022-2023)を経て加入したコベントリーでは、怪我により戦線離脱することもあったが、復帰後はチームの主力として今2024/25シーズンはここまで15試合に出場している。28歳という年齢から考えれば中堅選手と言える坂元。現在21位と調子の上がらないコベントリーは、経験豊富な彼のプレーで順位を上げることができるだろうか。
橋岡大樹(ルートン・タウン)
11月のW杯アジア最終予選にも出場したDF橋岡大樹は、所属するルートン・タウンで昨2023/24シーズンにプレミアリーグを経験している。プレミア昇格後わずか1年で降格となった同クラブでは10試合に出場。今2024/25シーズンは怪我の影響もあり出遅れたものの、10月19日のワトフォード戦(3-0)で復帰すると5試合連続のスタメン出場を果たしている。
センターバックの他、右サイドバックやウイングバックでもプレーできる橋岡。2部降格や、怪我での出遅れという悔しさをピッチで晴らすことができるだろうか。期待したい。
斉藤光毅(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)
2024年8月に、オランダ1部のスパルタ・ロッテルダムから期限付き移籍でクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)に加入したFW斉藤光毅。今2024/25シーズンはスタメン10試合、途中出場6試合。開幕戦こそ出番はなかったものの、第2節以降は全試合で出場し安定したプレーを見せている。
11月23日に行われたストーク・シティ戦(1-1)ではCKから相手のオウンゴールを誘うプレーを見せ、マン・オブ・ザ・マッチを獲得。現地でも高い評価を得ている。斉藤のQPRとの契約期間は2025年6月までとなっており、シーズン終了後の彼の去就には今から注目しておきたい。
瀬古樹(ストーク・シティ)
2024年8月に川崎フロンターレから3年契約でストーク・シティに加入したMF瀬古樹は、ここまでスタメン4試合、途中出場4試合という結果を残している。リーグ戦の数字だけを見るとやや物足りない感があるものの、10月30日に行われDF菅原由勢(サウサンプトン)との日本人対決となったカラバオカップ4回戦(2-3)では、ピッチ中央からドリブルでボールを持ち込み得点に絡むプレーなど攻守に渡る活躍を見せている。
初の海外挑戦となった瀬古だが、2024/25シーズン残りの試合でも持ち味である視野の広さや強度の高い守備の他攻撃面で新たな一面を見出すことができれば、さらなる活躍が期待できるだろう。
チャンピオンシップは、2部とは言えどもレベルの高いリーグだ。年末年始にかけて連戦が続き過密日程となるが、引き続き日本人選手の活躍に期待したい。
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