2022年夏から指揮していたエリック・テン・ハグ前監督を10月下旬に解任したマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は、日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCP(ポルトガル1部)からルベン・アモリム監督を引き抜いた。
初陣となったなった24日のプレミアリーグ第12節のイプスウィッチ・タウン(イングランド1部)戦は1-1のドローに終わり、白星スタートとはいかなかったアモリム監督だが、イギリス『サン』によれば、1月の移籍市場では守備の強化を望んでいるという。
そして、アモリム監督は古巣スポルティングのライバルクラブであるベンフィカのポルトガル代表DFトマス・アラウージョ(22)の獲得を望んでいる模様。ポルトガル人指揮官は現地時間28日にクラブ上層部と同選手の移籍に関して話し合いを行う予定のようだ。
先日にはポルトガル代表デビューも果たしたアラウージョにはビルドアップ能力や恵まれた体躯を生かしたフィジカルの強さなどアモリム監督が求めるすべてのクオリティを兼ね備えていると考えているという。ただ、同選手には移籍金5000万ポンド(約96億1000万円)が必要になるようだ。
また、アラウージョには今夏にクリスタル・パレス(イングランド1部)とパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が関心を示したいたとのこと。依然として複数の欧州トップクラブがポルトガル代表DFを注視しているとされているが、新体制に移行したユナイテッドは指揮官の望みをかなえることはできるのだろうか。
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