現地11月26日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節、バイエルン・ミュンヘン対パリ・サンジェルマン(PSG)の試合は、1-0でバイエルンが勝利。ブラジルのサッカーメディア『Trivela』は、PSGの敗北に関して「戦犯」とされる選手たちのミスが試合を決定づけたと分析した。
名指しされたのはPSGのFWウスマン・デンベレとGKマトヴェイ・サフォノフだ。デンベレは前半に抗議でイエローカードを受けた後、後半早々にバイエルンDFアルフォンソ・デイヴィスへのタックルで2枚目のイエローカードを提示され退場処分となった。この退場により、PSGは数的不利となり試合の主導権を完全に失った。一方、サフォノフはバイエルンMFヨシュア・キミッヒのコーナーキックに対応しきれず、こぼれ球をバイエルンのDFキム・ミンジェにヘディングで決められるミスを犯した。
今2024/25シ-ズンにロシアのクラスノダールから加入したサフォノフについては、最近不安定なパフォーマンスが続くGKジャンルイジ・ドンナルンマに代わり、ルイス・エンリケ監督に選ばれたようだ。同メディアはこの選択が裏目に出たことを批判し、サフォノフのミスが試合結果に直結したと指摘した。
さらに同メディアは、CLリーグフェーズ第5節終了時点でのPSGの勝ち点は4で、25位に沈む危機に対して、フランス・メディア『レキップ』の「PSG se afunda(PSG、窮地に沈む)」という表現を引用して、チームが厳しい状況に立たされていることを強調した。
PSGは、リーグフェーズで上位24位に入らなければ決勝トーナメント進出の可能性がなくなるため、次節以降のエンリケ監督の手腕が試されるところだ。
コメントランキング