アンジェ・ポステコグルー監督のもと、横浜F・マリノスのコーチを務めていたアーサー・パパス氏。小菊昭雄監督の後任として、セレッソ大阪の指揮官に就任する可能性が報じられているが、以前にガンバ大阪行きの可能性があったという。
オーストラリア人のパパス氏は、母国オーストラリアやインドで指導経験を積んだ後、2019年から2シーズンにわたり横浜FMのコーチを務め、2019シーズンのJ1制覇に貢献。2021シーズンから鹿児島ユナイテッドFCを率いていたが、家族の容体悪化やコロナ禍で帰国が困難な状況であることにより、同年5月に鹿児島の指揮官を退任している。
鹿児島を離れた後は、オーストラリア1部ニューカッスル・ジェッツやタイ1部ブリーラム・ユナイテッドを率いていたパパス氏。2024年3月にブリーラムの監督を辞任して以降フリーの身だったが、報道によるとC大阪の監督就任がほぼ確実だという。
この報道には、オーストラリア人ジャーナリストのサシャ・ピサーニ氏が反応。21日にXで「パパスが日本復帰?C大阪の次期監督になるかもしれない」「シーズンはじめには、ガンバ大阪とパパスを巡る噂が駆け巡っていた」「パパス氏のC大阪監督就任は、2024シーズンのJ1リーグ終了後に公式発表される」と、C大阪のライバルクラブとの関連性を指摘している。
G大阪は2023シーズンからダニエル・ポヤトス氏がトップチームを指揮しているが、今季はJ1第36節終了時点で首位ヴィッセル神戸から勝ち点8差の4位。天皇杯でも決勝まで勝ち進んでいるだけに、ポヤトス監督の続投を期待する声は多い。
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