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中国代表サポーター、日本戦前日の行為で物議醸す。W杯予選追放論も

中国代表 写真:Getty Images

 FIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の中国代表vs日本代表は、11月19日に中国・厦門で開催。日本代表GK鈴木彩艶(パルマ)に対するレーザーポインター照射をはじめ複数の問題行動が確認されたが、中国人サポーターのSNSに投稿した動画が物議を醸している。

 動画はスタジアムの外で撮影されたもの。中国人が日本国旗に火をつけて燃やしているが、動画では「中国vs日本の前夜に行われた」と紹介されている。

 この動画は試合後、日本人のSNSユーザーにより拡散。反日感情が根深い中国でよくある光景だが、日本側からは「相変わらず中国人の民度低い」「日本を侮辱している」「前夜にこれだと、試合で問題が起こるのも分かる」といった声が挙がっている。

 またスタジアムでも前半途中の観客乱入や、ピッチの幅を試合直前に狭くする中国側のやり方などが問題視されているだけに、「これから中国戦は中立開催で!」「中国での試合は危険すぎる」「中国はW杯予選から追放で!」などと、中国開催に対する反対意見も湧き起こっている。

 中国開催の国際試合における反日運動と言えば、2023年9月に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)東地区グループステージ第1節の武漢三鎮vs浦和レッズが記憶に新しい。

 当時、中国では東京電力福島第1原発処理水の海洋放出をきっかけに反日感情が深刻化。武漢開催の一戦ではキックオフ前に武漢サポーターが日本語と中国語で「海が泣いている」と書かれた横断幕を掲出し、処理水放出に抗議。試合中に多くのサポーターが「バカ」と連呼し、浦和の選手たちやサポーターを攻撃したほか、試合後には日本国旗に火をつけて引きちぎるサポーターの姿も見られた。