今季序盤戦は苦戦を強いられ、パウロ・フォンセカ監督に解任の可能性が浮上していたものの、盛り返してきたミラン(イタリア1部)。現在は公式戦3試合負けなしとなっているなかで、中盤の強化を望んでいるようだ。
イタリア『カルチョ・メルカート』によれば、ミランは2020年夏から3年間レンタルで加入していたレアル・マドリード(スペイン1部)のモロッコ代表MFブラヒム・ディアスの獲得に興味を持っている模様。ミランを旅立ってから1年半が立っているものの、両者はいまだに強い関係を持っているという。
マンチェスター・シティ(イングランド1部)から2019年1月にマドリードへ加入したディアスは、ミランへの武者修行を経て、昨夏に復帰。卓越したボールコントールを生かしたドリブル突破などを武器に昨季はスーパーサブとして公式戦44試合で12ゴール9アシストを記録している。
今季は負傷の影響もあり、ここまでラ・リーガ7試合で1ゴール2アシストの数字となっているディアスだが、ミランを熟知している模様。右ウイングや攻撃的MFとしてもプレー可能なポリバレント性を兼ね備えている同選手は、フランス代表MFウェズレイ・フォファナとオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスの代役となりうる選手を探しているフォンセカ監督のオプションになるという。
マドリードでは今夏にフランス代表FWキリアン・ムバッペが加入した影響もあり、ポジション争いは激化。定期的なプレータイムを求めるために移籍を検討することは当然だと同メディアは指摘しているが、冬の移籍市場開幕が近づいているなかで、ミランはどのような動きを見せるのだろうか。
コメントランキング