今季のラ・リーガで連覇を目指すレアル・マドリード(スペイン1部)だが、緊急事態に陥っている。守備陣にケガ人が相次いでおり、センターバックでプレー可能な選手はスペイン人DFヘスス・バジェホが構想外となっていることからドイツ代表DFアントニオ・リュディガーとカスティージャのスペイン人DFラウール・アセンシオのみとなっている。
直近のオサスナ(スペイン1部)戦でブラジル代表DFエデル・ミリトンがじん帯断裂の大ケガで今季絶望の負傷。スペイン代表DFダニエル・カルバハルも10月上旬のビジャレアル(スペイン1部)戦で今季絶望の大ケガを負ったほか、センターバックでスクランブル起用されていたフランス代表MFオーレリアン・チュアメニも離脱する事態になっている。
右サイドバックを本職とする選手も不在になっている状況のため来年1月の移籍市場では守備の強化がマストに。スペイン『マルカ』によれば、マドリードは現在はローマ(イタリア1部)でプレーするスペイン代表DFマリオ・エルモソの獲得に興味を持っているという。
マドリード下部組織出身のエルモソは2019年夏にエスパニョール(スペイン1部)からアトレティコ・マドリード(同1部)でのプレーを経て、今夏にフリーでローマに加入。今季はここまでセリエAでのスタメン出場が1試合しかないものの、ここまで公式戦9試合に出場している。
そのエルモソに関してマドリード上層部は下部組織時代から高く評価しているとのこと。スペイン代表DFもラ・リーガ復帰を歓迎しており、複数ポジションでプレーできるユーティリティ性やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)での経験がマドリードが獲得に動くことを決めた場合はポジティブに働くとみられている。
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