
スポルティングCP所属MF守田英正は、11月開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対インドネシア、中国)へ臨む日本代表に招集。ルベン・アモリム監督のマンチェスター・ユナイテッド行きが正式決定した後、日本のみならずポルトガル国内でも日本代表ミッドフィルダーのステップアップ移籍が予想されている。
今季もスポルティングの中心選手として活躍している守田。現所属クラブとの契約延長について、ポルトガル紙『O JOGO』は2024年6月に「守田は休暇明けに2026年6月から2028年6月まで契約期間を延長する予定」と伝えていたが、2024/25シーズン開幕後もクラブからの公式発表はない。
またポルトガル紙『ア・ボーラ』は9月、契約延長交渉の状況について「直近数週間にわたり、移籍市場で注目を浴びていたため、契約延長交渉は保留中だ」と伝えている。
アモリム監督とともにユナイテッド行きを期待する声も挙がる中、CDサンタ・クララ時代に守田を指導していたダニエル・ラモス氏も教え子のビッグクラブ入りを推奨。『ア・ボーラ』で8日に掲載されたインタビュー記事によると、ラモス氏は以下のように語ったという。
「守田はスポルティングという偉大なクラブでプレーしているし、スポルティングで幸せそうに見える。だが、彼の将来は誰にも分からないだろう。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は世界中で注目を集めるコンペティションだし、(CLでの活躍により)実際に注目を浴びている選手もいる。スポルティングからより有名なクラブへ移籍して成功した選手もいるし、彼も例外ではない」
11月5日開催のCLマンチェスター・シティ戦で、自らのミスから先制ゴールを許した守田。一部メディアから厳しい評価を受けているとはいえ、スポルティングよりも格上のクラブでプレー可能という見方もあるようだ。
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