
シーズン最終盤を迎えている2024明治安田J1リーグ。優勝・残留争いが注目を集める中、FC東京はこの終盤戦じわじわと順位を上げてきた。
今季は開幕から3戦未勝利スタートとなったが、その後連勝で調子を上向かせ前半戦第19節の終了時点では首位と勝ち点9差の6位につけていた。しかし、夏場に連敗を含む6戦未勝利などでペースダウン。一時は二桁順位まで下がったが、直近の連勝を含む5戦無敗で再度6位まで浮上している。
今季のFC東京は、特に若手の活躍が目覚しい。パリ五輪メンバーに選出された選手ではGK野澤大志ブランドンや鹿島アントラーズから期限付き移籍中のMF荒木遼太郎、その他にも夏に海外挑戦を果たしたMF松木玖生と次代の日本代表を担うであろう選手たちが大きな存在感を示している。また、MF俵積田晃太やDF岡哲平といった選手たちもそれぞれ見せ場を作りチームを支えている。
現在チームで活躍する選手たちだけでも十分に先々楽しみな若手の多いFC東京だが、他クラブへ期限付き移籍中の選手たちも各々成長を遂げている。彼らが来季以降チームに戻れば、間違いなく他クラブの脅威になるだろう。ここでは、今季期限付き移籍先で活躍中でFC東京への帰還が楽しみな選手たちを3名紹介していく。
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木村誠二(サガン鳥栖)
2021シーズン以降、複数のクラブで経験を積んでいるDF木村誠二。今季はサガン鳥栖へ期限付きで移籍しているが、残念ながらチームはJ2降格を味わうシーズンとなっている。その中でも木村は確実に存在感を示した。186cmの長身を活かし、相手のロングボールやセットプレーに対して高い壁となって立ちはだかり、ボールを弾き返すなどチャンスを阻止。もちろん、その高さは自チームのセットプレーの場面でも活き第29節の湘南ベルマーレ戦ではコーナーキックを頭で合わせてゴールも挙げている。また、パリ五輪の予選も兼ねたAFC U-23アジアカップでも準々決勝のカタール戦で同点ゴールをマークし勝利に貢献。五輪本大会メンバーにも選出され、3試合に出場するなど国際大会での経験も積んだ。
今季は守備の要であるDFエンリケ・トレヴィザンを負傷で欠くゲームが多く、センターバックの台所事情に苦しむシーズンとなっているFC東京。その分、若手の台頭もあるが次シーズンさらに上位に食い込むためにも同じ轍は踏みたくない。そうした状況も踏まえ、着実に成長を見せる木村にはぜひとも戻ってきてほしいものだ。
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