株式会社コナミデジタルエンタテインメント(コナミ)は10月10日、eスポーツの発展を目指した国際サッカー連盟(FIFA)との協業契約を発表した。この協業の一環として、2024年内に「FIFAe World Cup」が開催され、コナミの人気タイトル「eFootball」が競技の舞台となる。
「FIFAe World Cup 2024」では、2つのカテゴリーで世界中のゲーマーが競い合う。コンソール版では2v2モード、モバイル版では1v1モードが採用され、それぞれのプラットフォームでトップを目指す選手たちが激戦を繰り広げる。予選は10月10日にスタートし、3つのラウンドを経て勝ち進んだ選手たちが本大会へと駒を進める。
日本、ブラジル、フランス、インドなどを含む、サッカー文化が強い国々の代表が集い、国の誇りをかけて競い合う。今回の大会では、FIFAとコナミの協力によって参加の幅が広がり、多くのゲーマーが国際大会に挑戦できるようになった。モバイルとコンソールの両プラットフォームが採用されたことで、より多くのプレイヤーが自分に適した環境で参加でき、オンライン予選によって世界中からアクセスが可能となっている。
予選ラウンドでは、まずAIと対戦し、次にPvP(プレイヤー対プレイヤー)のバトルへと進む。最後は国別ランキング戦での成績によって、本大会出場者が決定される。各ラウンドではゲーム内での報酬も用意されているため、参加するだけでも価値がありそうだ。
コナミの専務執行役員・小林康治氏は、「eFootballを通じて、eスポーツの新たな次元を開拓することを嬉しく思います」とコメント。また、FIFAのロミー・ガイ氏も「この大会を通じて、全てのサッカーファンが参加できるプラットフォームを提供したい」と意気込みを語っている。
また公式サイト「FIFA.GG」では、最新の予選情報や本大会の詳細が公開されており、熱い注目を集めている。
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