リール(フランス1部)に所属するイングランド代表MFアンヘル・ゴメス(24)が、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)復帰の可能性について言及した。
下部組織から過ごしたユナイテッドでプロキャリアをスタートさせたゴメスは2020年夏にリールへ加わるのと同時にボアビスタへのレンタル移籍を経験。卓越したボールコントロールと高水準なパス精度を武器に昨季は公式戦45試合に出場して2ゴール10アシストを記録した。
今季もここまで公式戦9試合に出場して1ゴール1アシストを記録し、9月上旬にはイングランド代表デビューを果たしたゴメスだが、リールとの現行契約は今季限りまで。現時点で契約延長に向けた動きはなく、来年1月1日からフリー移籍に向けた海外クラブとの交渉も解禁となる予定だ。
リバプール(イングランド1部)やニューカッスル・ユナイテッド(同1部)など複数クラブからの注目を浴びているイングランド代表MFはイギリス『メトロ』でユナイテッド復帰の可能性について「いつだって感傷的なことがあるから、もちろんノーというのは難しいだろう」と語っている。
また、ゴメスは「キャリアのなかで最も困難な時期だった。ピッチ内でもピッチ外でも何が起きているのか分からなかった。僕はスールシャール監督と話したんだ。彼らは僕に残留して流れに身を任せて欲しいと思っていたと思うよ。彼らは僕のレンタル移籍を望んでいたが、実際にはあまり準備が進んでいなかった。アカデミーからずっと過ごしてきたから、僕が成長するための計画がもっとあったはずだと思ったよ。それが一番受け入れられなかった」とユナイテッド退団を回想した。
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