イングランド1部ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンの左ウイングを巡る激しい競争に注目しているようだ。チームの左サイドで主力として活躍する日本代表FW三笘薫と、今シーズン頭角を現している22歳のコートジボワール代表FWシモン・アディングラが、その覇権を争っている状況だ。
三笘は今2024/25シーズン開幕から全試合にスタメン出場し、ファビアン・ヒュルツェラー監督の信頼を勝ちとっている。しかし、そのポジションを脅かす存在として2023年のアフリカネイションズカップ優勝国のメンバーであるアディングラが浮上している。
英国メディア『VAVEL』はこの2人の選手に注目し、彼らがどちらもブライトンの攻撃に欠かせない存在であることを強調している。特に三笘は、まだ昨シーズンの怪我から完全に回復していないものの、依然として試合を支配する力を発揮しており、彼の卓越したボールコントロールと攻撃的な視野は試合の流れを変える瞬間を作り出すと評価された。
一方、アディングラは、後半の途中出場時に相手ディフェンスを疲労させ、再び攻撃の火力を引き出す選手として注目されている。特に、相手が三笘との対峙で消耗した後に登場することで、彼のスピードとテクニックはさらなる脅威となると分析されている。
ブライトンのプレミアリーグ次戦は、9月28日には調子が上向きな強敵チェルシー(イングランド1部)との対戦を控えており、どちらが左ウイングとして起用されるのかが注目されている。三笘を故障させないためにもアディングラの存在はチームにとって大きいのかもしれない。
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