ブライトン所属の日本代表MF三笘薫は、9月22日に行われたプレミアリーグ第5節のノッティンガム・フォレスト戦でフル出場。同月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で、MF伊東純也(スタッド・ランス)とともに約7カ月ぶりとなる日本代表復帰を果たしていたが、10月の最終予選2試合を欠場する可能性がある模様。FW中村敬斗(スタッド・ランス)にかかる期待がさらに大きくなりそうだ。
三笘はコンディションが万全でない中、2024年1,2月のAFCアジアカップに参戦。同大会終了後に腰を痛めて一足早く2023/24シーズンを終えていた。しかしジャパンツアーの鹿島アントラーズ戦で復帰すると、今季はプレミアリーグ開幕から全試合でスタメン出場。8月17日の開幕戦でゴールを決めるなど、好スタートを切っていた。
しかしノッティンガム戦でプレーした際、両手を腰に当てる三笘の姿がSNSで拡散。頻繁に腰の状態を気にする素振りが見られたほか、前回の負傷箇所が腰であるだけに、「腰が気になる…」「また腰を痛めたのか?」「10月の日本代表は無理しないでほしい」といった声も挙がっている。
23日時点で現地メディアは三笘のコンディションについて報じていないが、次節以降で腰の状態が悪化する場合には、代表招集が見送りとなる可能性も。日本代表は10月11日に敵地でサウジアラビアと対戦するほか、15日にはホームでオーストラリア代表と激突するが、この2試合にむけてのメンバーは10月はじめに発表される見込みだ。
三笘がコンディション悪化により代表戦欠場を余儀なくされる場合、左サイドでは中村が一番手となる見込み。中村は21日のリーグアン第5節で、パリ・サンジェルマン相手に先制ゴールを奪うなど、今季ここまで好調を維持している。そして中村の控えとして、9月の最終予選でメンバー外だったFW相馬勇紀(町田ゼルビア)や、パリ五輪U23日本代表FW斉藤光毅(QPR)らが候補に挙がる可能性も考えられる。
伊東とともに突出した個人能力で森保一監督から信頼を得ている三笘。アジアカップ参戦によるコンディション不良の影響が今も残っているとみられるだけに、同選手の今後が心配される。
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