イングランド1部マンチェスター・シティのFWアーリング・ハーランドが、現地時間9月22日のプレミアリーグ第5節アーセナルとの試合(2-2)後に、アーセナルのミケル・アルテタ監督とFWガブリエウ・ジェズスに激しく口撃を行い注目を集めている。
試合終了後、アルテタ監督が選手に声をかけるためにピッチに入ると、そこにハーランドが現れ、「謙虚でいろ」「謙虚でいろ」と強い言葉を投げかけた。ハーランドは、アルテタ監督の反応を待つように挑発的な態度をとったが、ジェズスが間に入り事態を収めようとした。
「来い」とジェズスがハーランドを引き離そうとした際、一触即発の雰囲気になり、ハーランドは襲いかからんばかりの勢いで「何だ?」と挑発的な態度を崩さず。ジェズスが「なんでそんなことを言うんだ?」と問いかけると、ハーランドは「何の話だ?俺は何も言ってない。バカなピエロが」と返答。これを見ていたシティのFWジャック・グリーリッシュが2人を引き離す事態となった。
最終的にハーランドは「どけ、このバカなピエロ」と、再度ジェズスに向けて言い放ち、その場を去った。そのすぐ近くにいたアーセナルのDFベン・ホワイトもさすがにハーランドの態度を許せなかったのか参戦しようとしたが、アルテタ監督が冷静になれというような振る舞いでホワイトをその場から引き離した。
『スカイ・スポーツ』によると、ハーランドはこの件に関して処罰を受ける予定はないとのことだ。しかし、試合中にはアーセナルのDFガブリエウにボールを投げつける場面や、アーセナルMFトーマス・パルティを押し倒すシーンも見られ、彼の振る舞いが議論の的となっているようだ。
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