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江坂任の状況は?所属の韓国王者・蔚山は川崎Fに敗戦もKリーグで好調

江坂任 写真:Getty Images

 元日本代表のMF江坂任が在籍している2023年Kリーグ王者の蔚山(ウルサン)HDは、9月18日に韓国の蔚山文殊(ムンス)サッカー競技場で行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2024/25東地区リーグステージ第1戦で、J1リーグの川崎フロンターレと対戦し0-1で敗れた。

 蔚山では、ホン・ミョンボ前監督が韓国代表監督への就任を受け、7月末から新たにキム・パンゴン監督がチームを率いている。ACLEでは川崎に敗戦したものの、この試合の前まではカップ戦も含め4勝1分けで5試合負けがなかった。新監督体制でKリーグの首位に浮上している。

 そのなか江坂は、代表ウィーク明けの9月13日、リーグ戦の対江原(カンウォン)との首位攻防戦(2-0)で途中出場からチームの2点目を決めている。7月5日のKリーグ水原(スウォン)戦以来70日ぶりのゴールとなり、チームのリーグ3連勝に貢献。勝ち点を54に積み上げ、単独首位に躍り出ている。

 6試合ぶりの敗北となったACLE川崎戦だが、 蔚山にとっては2020年のACL(ACLEの前身)優勝以来、4年ぶりにアジアトップを狙う中でのスタートの試合だった。しかし、パンゴン監督がACLE初の指揮を執ったことも関係してか、チームはギクシャクしていたと報じられている。

 同監督はACLEについて「個人的に大きなモチベーションとなる、非常に重要な大会だ」と語っており、次戦以降の巻き返しに期待がかかっている。