アーセナル所属DF冨安健洋は、怪我により9月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合で日本代表に招集されず。DF長友佑都(FC東京)の古巣インテルからの関心が報じられているほか、冨安本人もミケル・アルテタ監督の指導法に厳しさを感じているという。
2021年8月にボローニャからアーセナルへ完全移籍も、2022年以降は負傷離脱を繰り返している冨安。2024年夏のプレシーズン期間中にも膝に問題を抱えたことにより、今季ここまでプレミアリーグ全試合でベンチ外。『スポーツモール』など複数の英メディアは、9月15日開催のトッテナム・ホットスパー戦で復帰する可能性を伝えている。
そんななか、インテルの専門サイト『インテルライブ』が9月10日に伝えたところによると、同クラブはDFヤン・ビセックに替わるセンターバックとして冨安に関心。記事では「シモーネ・インザーギ監督は、ビセックの出来に不満を抱いている」「アーセナルは冨安を1260万ポンド(約23億5000万円)と評価。買い取り義務付きのレンタル移籍によるオファーでも納得するかもしれない」と記されている。
一方、冨安のプレースタイルについては、テレビ静岡の公式YouTubeチャンネルで8月20日に公開されたサッカー番組『サカろう』で話題に。カタールW杯で日本代表の正守護神を務めたGK権田修一(清水エスパルス)は、「僕からは日本代表の練習ですごく余裕があるように見える」と冨安を評した上で、冨安本人との会話内容の一部を明かした。
「冨安選手と話してすごく印象的だったのが、『アーセナルの練習いっぱいいっぱいなんです。毎日緊張するし、ミスできない雰囲気がすごい』と言っていた。ミケル・アルテタ監督の求める練習が難しいらしい。要はできることをやらせるのではなく、難しいことをとにかくたくさんやるので、本当に集中して頭フル回転でやらないとできないっていうことを彼は言っていた」
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