Jリーグ

J1・4クラブが突破!ルヴァン杯準々決勝第2戦まとめ

遠野大弥 写真:Getty Images

ヴァンフォーレ甲府1-1川崎フロンターレ

2戦合計:甲府1-2川崎

第1戦では川崎が1-0で勝利。第2戦では川崎が引き分け以上、甲府が2点差以上の勝利で準決勝が決まるシチュエーションだった。

先ず均衡を破ったのはホームの甲府。コーナーキックからMF荒木翔がファーサイドへ放ったボールをDF孫大河がヘディングで押し込み先制に成功する。このまま甲府ペースで運ぶかと思われたが、川崎はロングボールを織り交ぜながらポゼッションを高めていく。40分には川崎のFWマルシーニョが左足でシュートを放つも甲府GK渋谷飛翔がこれをセーブ。そのこぼれ球をMF脇坂泰斗が押し込もうとするが、DF飯田貴敬のブロックで甲府がゴールを許さない。

後半は川崎の猛攻が続くも、甲府のゴールネットを揺らすことが出来ないままアディショナルタイムへ。90分+3分、右サイド低めの位置でボールを持った川崎のDFファンウェルメスケルケン際がクロス。左サイドから中央へと入ってきたFW遠野大弥がダイビングヘッドで合わせ、劇的ゴールで同点に追いついた。引き分けのまま試合終了となり、第1戦で勝利している川崎が準決勝へと駒を進めた。


鈴木孝司 写真:Getty Images

町田ゼルビア2-0アルビレックス新潟

2戦合計:町田2-5新潟

5-0で新潟が町田を圧勝する形となった第1戦。準決勝へと進むには6点差以上での勝利が必須となる町田は、第1戦からスタメンを4人変更して臨んだ。その中には町田のレジェンドでもある40歳のFW中島裕希の姿も見られた。対する新潟もスタメンを4人変更。元町田のFW鈴木孝司がスタメンに名を連ねるなど、町田サポーターの感情が揺さぶられるメンバー構成となった。

試合は得点が欲しい町田が積極的にゴールを狙うも、新潟がその裏を突く形でチャンスを構築する形となる。しかし、多くのチャンスシーンを作るもののGK福井光輝の再三のセーブに遭い1点が遠い新潟。41分には、相手陣地に押し込むことに成功した町田がFWナ・サンホのパスから中島が反転シュートを決め先制に成功する。これで攻撃のエンジンが掛かった町田は、45分にMF下田北斗が冷静にシュートを決め2-0とする。

後半に入り、準決勝進出の為にはまだまだ得点が必要な町田は55分、MFバスケス・バイロンとFWエリキを2枚替えで投入。しかし、攻め込むことが出来ても3点目が遠かった町田は、第1戦のスコアが大きく響き万事休す。2戦合計5-2で新潟が準決勝へと駒を進めた。


ルヴァン杯の準決勝第1戦は10月9日(水)、第2戦は10月13日(日)に開催され、勝ち進んだ2クラブが11月2日(土)に国立競技場で決勝戦を迎える。

プライムラウンド準決勝の対戦カード(会場)

第1戦(10月19日19時)

  • 横浜F・マリノスVS名古屋グランパス(日産スタジアム)
  • アルビレックス新潟VS川崎フロンターレ(デンカビックスワンスタジアム)

第2戦(10月13日15時)

  • 名古屋グランパスVS横浜F・マリノス(豊田スタジアム)
  • 川崎フロンターレVSアルビレックス新潟(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)

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名前:Yusuke Sueyoshi
趣味:スポーツ観戦(野球、サッカー)、サウナ、ジム
好きなチーム:北海道コンサドーレ札幌、ジェフユナイテッド千葉、バルセロナ
初めまして。Yusuke Sueyoshiと申します。
普段は医療機関に勤めており、整形外科分野を中心に携わらせていただいております。
幼少期からサッカーは観てきましたので、私ならではの視点から皆様に情報を発信していきたいと考えておりますので何卒宜しくお願いいたします。

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