バルセロナ(スペイン1部)が、セルタ(同1部)に所属するスペイン代表DFオスカル・ミンゲサ(25)の獲得に興味を持っているようだ。
本職ではないフランス代表DFジュール・クンデが右ラテラルの主力としてプレーしているバルセロナ。昨夏にマンチェスター・シティ(イングランド1部)からレンタルで加入していたポルトガル代表DFジョアン・カンセロを買い取らなかったことで、バルセロナは右ラテラルでプレーできる選手を探しているようだ。
スペイン『ムンド・デポルティーボ』によれば、今季のラ・リーガで開幕4連勝を達成しているバルセロナの上層部は「ラ・マシア出身で複数ポジションでプレー可能なポリバレント性を併せ持つミンゲサをモニタリングしている模様。同選手はセルタと2026年夏まで契約を結んでいるものの、バルセロナは状況をコントロールできているという。
2022年夏に財政面を緩和するためにミンゲサをフリーでセルタに放出したバルセロナだが、現在も保有権の半分を所持している状況だという。スペイン代表DFには2000万ユーロ(約31億5000万円)の契約解除金が存在しているものの、バルセロナはその半額以下である900万ユーロ(約14億2000万円)での買い戻しオプションを保有しているようだ。
バルセロナ下部組織出身のミンゲサは、2020年にトップチームデビューを果たすと、2022年夏にセルタへ完全移籍。高い攻撃力などを武器に今季はここまでラ・リーガ4試合で2ゴール3アシストを記録しており、今月のスペイン代表メンバーにも選出されている。
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