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遠藤航の先制弾で…槙野智章の発言巡り批判が「デザインされたセットプレー」

遠藤航 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は、9月5日開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選初戦で中国代表と激突。前半11分、コーナーキックにMF遠藤航(リバプール)が頭で合わせて先制ゴールを奪ったが、セットプレーからの得点であるだけに、日本代表OB槙野智章氏の過去発言が話題になっている。

 槙野氏は6月6日開催の北中米W杯アジア2次予選のミャンマー戦で解説を担当。日本が大量リードという展開のなか、85分までセットプレーからの得点がなかっただけに「トレーニングでスローイン、コーナーキックなど、デザインされたセットプレーの練習をしないと」と主張。実況アナウンサーが「森保監督はオープンプレーで崩す戦術にフォーカスしている」と説明したが、それでも同氏は「セットプレーのことは、アジアカップからずっと言われている」と食い下がっていた。

 以前から一部識者からセットプレーの改善を求められていた森保ジャパンだが、最終予選の初戦での先制点はコーナーキックから生まれた。遠藤がペナルティエリア中央でフリーとなっていただけに、ネット上では「デザインされたプレーだったな!」「デザインされたセットプレーだ」という声が。「槙野が以前指摘していたことは的外れ」「槙野のセットプレーに関する苦言は、何だったんだ」といった批判も湧き起こっている。

 中国戦では、ピッチ解説を務めている槙野氏。前半から何度もリポートを入れているが、ネット上では「ピッチ解説にしては、言い過ぎ」「槙野氏はなぜ内田だけに話しかけるのだろうか」といった否定的な意見も見受けられる。