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日本代表MF旗手怜央の移籍は?レスターなど3クラブからオファー

旗手怜央 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表MF旗手怜央には、ステップアップ移籍の可能性が取り沙汰されていたが、チームメイトのMFマット・オライリーがMF三笘薫所属のブライトンへ完全移籍したことにより残留がほぼ確実とみられていた。しかしここに来て、レスター・シティにくわえて欧州5大リーグのクラブからオファーが届いたという。

 セルティックと2028年6月までの複数年契約を結んでいる旗手は、ブレンダン・ロジャーズ監督のもと主力選手として活躍。去就を巡っては、英紙『デイリー・メール』が7月末に「レスターが高額オファー提示を検討」と報じると、英メディア『ナショナル・ワールド』は8月19日になってレスター以外にもスペイン、イタリア国内クラブが同選手に関心を寄せている可能性をリポート。ただ、旗手と同じくセントラルミッドフィルダーのオライリーがブライトンへ完全移籍すると、現地では日本人MFの残留が決定的との見方が広まっていた。

 そんななか、英紙『デイリーメール』が8月29日に「フランス1部所属クラブから移籍金1000万ポンド(約19億円)のオファーが届いた。しかし、セルティックはこれを却下」とリポート。これによると、セルティックは同選手に関するクラブ間交渉に応じない姿勢を貫いている模様。記事では「セルティックは先月、ロシア1部ゼニト・サンクトペテルブルクからのオファーを拒否。レスターも正式オファーで関心を固めることができなかった」と綴られているほか、選手本人の意思について「旗手もセルティック退団を急いでいない」としている。

 一方、旗手のセルティック残留報道には、日本国内から否定的な意見も。オライリーのブライトン移籍決定を受けて、ネット上では「旗手の移籍難しくなって残念…」「旗手、まだステップアップ移籍できないのか」といった声が挙がっている。