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遠藤航を必要と語ったのは嘘だった?リバプールのMF補強の行方

遠藤航 写真:Getty Images

 イングランド1部リバプールのアルネ・スロット監督は、同クラブに所属する日本代表キャプテンMF遠藤航のプレーに納得していないのではないかと推測されており、プレミアリーグ開幕戦のイプスウィッチ・タウン戦(8月17日2-0)でオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフを起用したことがそれを表していると伝えられていた。

 この夏に中盤の補強に力を入れているリバプールは、当初はスペイン1部レアル・ソシエダからスペイン代表MFマルティン・スビメンディを獲得しようとし遠藤の座が危ぶまれていたが、スビメンディは移籍を拒否し残留を希望。しかし別の選択肢としてリバプールは、イングランド1部ニューカッスル・ユナイテッドのブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスをトップターゲットに、すでに交渉を開始しているという。

 昨2023年夏にもギマランイスの獲得が噂されたこともあり、リバプールは同選手に長期的な関心を抱いているようだ。ニューカッスルはスター選手であるギマランイスを安く放出することを考えていないようで、海外メディアでは6780万ポンド(約130億円)ほどを要求していることが伝えられている。

 スロット監督は遠藤について「彼はシーズン中に私たちにとって重要になる。なぜなら、私たちは彼を必要としているからだ。私たちは皆、シーズンがどれだけ長くなるか、何人の選手が必要になるかを知っている。そして、彼は今シーズンに必要とする選手の1人だ」と語っていたが、どうやら移籍期限最終日(8月30日)まで遠藤の進退については見守るしかなさそうだ。

 この件に対してネット上では「どんだけ信頼されてないんだよ、遠藤…」「ギマランイスと遠藤の2ボラ最高やろ!どうせ出れるから平気や」「どうせ獲得出来なくて遠藤酷使されるだけやろ」と、楽観的なコメントが寄せられた。