ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属の日本代表MF田中碧は、9月にFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選を控えるなか、イングランド2部リーズ・ユナイテッドへ移籍する可能性が浮上。川崎フロンターレ出身ということもあり、川崎からストーク・シティ移籍が濃厚なMF瀬古樹の比較対象としてクローズアップされている。
かつてMF守田英正(スポルティングCP)らとともに、主力選手として川崎のJ1、天皇杯制覇に貢献した田中。デュッセルドルフでも出場機会を確保しているが、代理人を巡る問題もあり、8月27日時点でステップアップ移籍は実現していない。
しかし、英紙『デイリーメール』は27日に「リーズが田中の獲得を狙っている。デュッセルドルフとの交渉がスタート」と報道。同選手とデュッセルドルフとの契約は2025年6月まで残っているが、リーズは契約解除金満額の265万ポンド(約5億円)を支払う構えを見せているという。
日本代表でも主力選手として活躍している田中を巡っては、ステップアップ移籍が実現しないことを以前から疑問視されていた。一方、川崎で控え要員という立場の瀬古は、8月14日にチームを離脱。イギリスの複数メディアは、イングランド2部ストーク・シティ移籍の可能性を伝えている。
川崎で置かれている立場が異なっているだけに、瀬古のイングランド移籍報道を受けて、ネット上では「田中は瀬古よりも良いのに、なぜステップアップ移籍できないんだろう…」「瀬古がイングランド2部へ行けるなら、田中碧のドイツ2部移籍はあまりにも不思議」「田中がイングランド2部へ移籍しても、物足りなく感じる」といった声が挙がっている。田中のイングランド2部移籍が実現したとしても、多くの日本のサッカーファンが物足りなさを感じるかもしれない。
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