リーグ・アン パリ・サンジェルマン

C・ロナウド在籍のアル・ナスル、PSG控えのシュクリニアルにオファーか

ミラン・シュクリニアル 写真:Getty Images

 アル・ナスル(サウジアラビア1部)が、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に所属するスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)の獲得に興味を持っているようだ。

 母国のジリナでプロキャリアをスタートさせたシュクリニアルは、2023年夏にインテルからフリートランスファーでPSGに加入。昨季は負傷離脱などがありながらも公式戦32試合に出場していたが、今季は開幕戦でベンチを温めると、続く第2節ではメンバー外となっていた。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、PSGは今夏にシュクリニアルを放出する意思があり、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドなどが在籍しているアル・ナスル移籍に向けたクラブ間交渉はほぼ合意しているという。選手本人は最終的な決断を下すためにアル・ナスルと交渉しているようだ。

 また、昨季限りで絶対的エースであったフランス代表FWキリアン・ムバッペが契約満了で退団したものの、攻撃陣が好調で開幕から2連勝したPSGは、シュクリニアルが退団すれば、新たなセンターバックの補強に乗り出すようだ。

 今夏にフランクフルト(ドイツ1部)からエクアドル代表DFウィリアム・パチョを補強したPSGはその候補としてフランス『レキップ』はベンフィカ(ポルトガル1部)でプレーするU-21ポルトガル代表DFトーマス・アラウホに興味を持っているとされている。