レアルで居場所無くしたヘイニエル、ノリッジがレンタルで救いの手？

　レアル・マドリード（スペイン1部）に所属するU-23ブラジル代表MFヘイニエル（22）にノリッジ・シティ（イングランド2部）移籍の可能性が浮上しているようだ。

　2020年1月にレアル・マドリードへ加入したヘイニエルは経験を積むために、ボルシア・ドルトムント（ドイツ1部）へレンタル移籍するも、思うような出場機会を確保できず。ジローナ（スペイン1部）へのレンタル移籍を経て、昨季はフロジノーネ（イタリア1部）にローンで加わると、昨季はセリエA22試合で2ゴール2アシストを記録した。

　ブラジル『グローボ』によれば、ノリッジが約2週間にわたってマドリードとヘイニエルのレンタルについて交渉を行っているという。マドリードとの合意が近づいているというノリッジはプレミアリーグ昇格を果たした場合、ブラジル人MFを買い取ることを望んでいるようだ。

　また、ヘイニエルはヨーロッパ残留を最優先に考えているものの、ノリッジ移籍が暗礁に乗り上げた場合はブラジルに復帰する可能性もあるとのこと。古巣であるフラメンゴ（ブラジル1部）が状況を注視しており、復帰する場合はレンタル移籍になるとみられている。

　なお、マドリードのBチームであるカスティージャでは1試合4ゴールを記録するなど結果を残しているものの、今夏にフランス代表FWキリアン・ムバッペとブラジル代表FWエンドリックが加わったことからトップチームには場所がなくなっているようだ。