元スウェーデン代表で、2019年から2021年にかけてJ1のサンフレッチェ広島とアビスパ福岡に在籍したDFエミル・サロモンソン(スウェーデン1部ヨーテボリ)が、Jリーグ時代の経験や当時日本に移籍した理由について、伊メディア『All Asian Football』の独占インタビュー内で明かした。
「他のヨーロッパのリーグではなく、なぜ2019年に日本でプレーすることを選んだのか?そしてなぜサンフレッチェ広島を選んだのか?」という問いに、サロモンソンは2018年のFIFAワールドカップロシア大会のパフォーマンスに影響されたことや、広島がよく組織化されたクラブであることを挙げている。
「普通の選手が選ぶものとは違う新しいチャレンジに興味があった。日本は私が行きたい国のリストの上位に常にあった。2018年ロシアワールドカップにおける日本チームのパフォーマンスが素晴らしかったことにも影響されたんだ。彼らがいいプレーをして、サッカーを本当に楽しんでいるのを見てJリーグに興味を持ったんだ」
「サンフレッチェはよく組織化され、構造化されたクラブで伝統もある。僕が入団する前の2018年は2位だったから、リーグ屈指のチームでプレーできる絶好のチャンスだと思ったんだ」
さらに広島での一番の思い出については「最初のゴールは確かにいい思い出だけど、一番忘れられないのは、8月6日に一番近いホームでの試合だよ。この試合は、原爆によって命を落とした人々を追悼するために行われる特別なものなんだ。僕にとって、その試合に出られたことは、これまでで最高の経験だった」と語り、平和の重みを深く感じたようだ。
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