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磐田・ジャーメイン良の移籍報道言及後に…ブラックバーン方面「代替選手の獲得不可能」

ジャーメイン良 写真:Getty Images

 ジュビロ磐田所属FWジャーメイン良には、FW大橋祐紀所属のイングランド2部ブラックバーン・ローヴァーズFC移籍の可能性が現地で報じられていたが、本人がこれを否定。移籍報道を巡る批判や非難の声がある中、海外メディアが同選手の去就に触れている。

 今季ここまでJ1リーグ21試合の出場で15ゴールを挙げているジャーメイン。日本代表入りを期待する声も挙がる中、英メディア『フットボール・リーグ・ワールド』は18日に「ブラックバーンがジャーメインを獲得することで合意」と報道。同選手と磐田の契約期間が2025年1月までだとして「移籍金は明らかにされていないが、おそらく安い」と綴っていた。

 しかし一部報道によると、ジャーメイン本人は「正式なオファーは届いていない」などとコメント。海外移籍報道の内容が事実ではないとした上で、移籍情報などについて「信用できない」と私見を述べたという。

 このジャーメインの発言内容が報じられた後、ブラックバーンの情報を専門に扱う『Rovers Latest』は、「ジャーメインのブラックバーン移籍はない」とリポート。「(21日時点で)日本の移籍ウィンドウは閉鎖間近であり、磐田はジャーメインに替わる選手の獲得が不可能だ」と伝えているが、本人のコメントには一切触れていない。

 なおJリーグの第2登録期間(ウィンドウ)は8月21日で終了したが、追加登録期限は9月6日までであるため、現在無所属の選手は獲得可能。一方、イングランドの移籍期間は8月30日まで開いている。サンフレッチェ広島から完全移籍加入の大橋は、3試合出場で3ゴール1アシストと早くも活躍しているが、ブラックバーンが攻撃陣の補強を続けるか注目が集まる。