
元日本代表MF橋本拳人は、2024年6月をもってスペイン2部SDウエスカを退団。以前からヴィッセル神戸、FC東京復帰待望論が挙がるなど、同選手の去就に注目が集まっている。
8月16日に31歳の誕生日を迎えた同選手は、2020年7月にFC東京からロシア1部ロストフへ完全移籍も、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、2022年3月に国際サッカー連盟(FIFA)の特例措置で神戸へ加入。わずか4カ月で神戸を退団した後はウエスカでプレーしていた。
そのウエスカでは、在籍2シーズンでスペイン2部リーグ64試合に出場。2ゴールを挙げるなど、中盤の主力選手として活躍していただけに、現地では今夏残留が既定路線とみられていたが、1年間の契約延長オプションが行使されず。契約満了によりウエスカを退団した後は、古巣FC東京の練習に参加する等、日本国内でコンディション調整に励んでいるという。
橋本の去就を巡っては、スペインの移籍市場に精通しているアンヘル・ガルシア記者が7月17日に「カルタヘナが橋本の獲得に興味」とリポート。日本代表OBである岡崎慎司氏の古巣からの関心を伝えていたが、1か月以上にわたり音沙汰がない。
そんな中、FC東京は8月20日にMF寺山翼をサガン鳥栖へ期限付き移籍により放出。Jクラブ間での玉突き移籍が相次ぐ中、ネット上では「寺山放出で橋本拳人来るのか?」「橋本拳人、FC東京に戻ってきてほしい」と、FC東京復帰待望論が再燃。ただ一方で「橋本拳人は海外クラブからのオファー待ちかな?」などと、海外でのプレー続行を予想する声も挙がっている。
なおJリーグの第2登録期間(ウィンドウ)は8月21日までであるが、追加登録期限は9月6日まで。現在フリーである橋本としては、Jリーグ復帰の場合でもまだ2週間ほど余裕があるため、海外挑戦続行と両にらみの可能性も考えられる。
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