レアル・マドリード・カスティージャに所属するU-23アルゼンチン代表MFニコ・パズ(19)が、今夏に退団する可能性が高いようだ。
2016年にマドリードの下部組織に加わったパズは以降に順調にステップアップしていき、2022年にカスティージャへ昇格。卓越したボールコントロールと高水準なキック精度を武器に頻繁にトップチームの練習にも参加しており、昨年11月に行われたUEFAチャンピオンズリーグのナポリ戦ではゴールも記録していた。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、パズは今後数日中にマドリードを完全移籍で退団する見込みだという。アーセナル(イングランド1部)やバルセロナ(スペイン1部)で活躍したセスク・ファブレガス氏が率いているコモ(イタリア1部)が獲得オペレーションを進めているようだ。
また、昨季の躍進を支えたスペイン代表MFアレイクス・ガルシアがバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)に移籍したジローナ(スペイン1部)や、アラベス(同1部)も契約状況について要求している模様。マドリードはアルゼンチン人MFの将来を見据えて、買い戻しオプションを保持するようだ。
なお、昨季のセリエBで2位フィニッシュを果たして21年ぶりに1部昇格を果たしたコモは今夏に元フランス代表DFラファエル・バランや、元スペイン代表DFアルベルト・モレノ、元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティなど実力者を相次いで補強している。
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