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ソシエダ久保建英がラフプレー被害…元JFA関係者「腹立つね」

久保建英 写真:Getty Images

 レアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英は、今月18日に行われたラ・リーガ開幕節のラージョ・バジェカーノ戦でスタメン出場。ノーゴールと結果を残せなかったが、同選手に対する危険なスライディングタックルが物議を醸しているようだ。

 右ウイングでプレーした久保は、前半から厳しいマークに遭うも、チャンスを演出するなど攻撃面で存在感を発揮していた。そんな中、57分には右サイドからドリブル突破。ペナルティエリア側からゴール前へ折り返そうとした瞬間、MFアドリ・エンバルバに後方からスライディングタックルを受けて転倒。久保が即座に立ち上がり、エンバルバに詰め寄ると、主審はエンバルバにイエローカードを提示した。

 日本代表MFへのラフプレーに、ネット上では「危ない」「怪我させるつもりか」といった批判が湧き起こる一方、ファウルを受けた後の久保の振る舞いには「向こうっ気強くていいわ」などと称賛が相次いでいる。

 この一連のプレーには、『株式会社ミッションスポーツ』の満田哲彦CEO(最高経営責任者)も反応。元電通本社スポーツ局オリパラ室営推部長、元JFAマーケティング担当部長という肩書きを持つ満田氏は、久保がファウルを受ける時の動画を引用した上で「腹立つね」と一言添えている。その後には「大谷、久保、三笘、躍動。すごいね」と、海外で活躍する日本人選手を称えた。

 MF遠藤航所属リバプールへ移籍の可能性が取りざたされている久保。今年9月にFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選を控える中、今季も所属クラブでの活躍が期待される。