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C大阪・小菊昭雄監督の解任論巡り議論白熱!京都戦後にレオ・セアラが…

小菊昭雄監督 写真:Getty Images

 セレッソ大阪は今月17日開催の明治安田J1リーグ第27節で、京都サンガに3-5と敗北。J1優勝争いから後退しただけに、小菊昭雄監督の解任論を巡り様々な意見が飛び交っている。

 C大阪はMF香川真司ら経験豊富なベテラン選手を擁する中、開幕から5勝3分と好スタートを切ったものの、7月以降は3分3敗と白星なし。今月7日の第25節で首位の町田ゼルビア相手に引き分けたが、その後はサンフレッチェ広島に完敗。京都戦でも前半28分までに3失点を喫するなど、守備陣が崩壊した。

 直近数試合での不振が際立っているだけに、ネット上では「優勝の可能性が消えた時点でシーズン終了待たずに小菊さんは解任させるべき」「小菊監督続投ならさすがに応援できない」などと監督交代論が湧き起こる一方で、「今年いっぱいは小菊監督の方が良い気がする」と続投を支持するコメントも見受けられる。

 またファン・サポーターの間では、戦術面の考えで現指揮官とFWレオ・セアラなど一部選手の間における乖離を心配する声も。クラブ公式サイトによると、小菊監督は「いま目指しているスタイルは、選手の未来、クラブの未来も含めて、やっていきたいと思っています。やれる選手たちだとも思っています。今日、失敗したからと言って、そのこだわりを捨てるつもりはない」と自陣からパスを繋ぐプレースタイルの堅持を示唆しているが、レオ・セアラは「自分たちが変わらないといけない」「チーム全体で改善するところは改善して…」などとコメントを残したという。

 それだけに、一部からは「小菊さんと選手の現状の認識の違いがありそう」「選手は小菊監督のやり方をどう思っているのか気になる」「小菊監督はレオ・セアラのコメントに目を通してほしい」といった声が挙がるなど、戦術面の改善を訴えている。

 MF清武弘嗣がサガン鳥栖へ期限付き移籍した後、香川がインスタグラムで「正直キヨにはもっと相応しい送り出し方があったと思う」と複雑な心境を綴ったことでも注目を集めているC大阪。J2降格圏との勝ち点差が縮まりつつあるだけに、変化が求められているかもしれない。