セリエA ラ・リーガ

レアル指揮官、CB補強の可能性を否定「アラバが早く復帰すると信じている」

カルロ・アンチェロッティ 写真:Getty Images

 レアル・マドリード(スペイン1部)を率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、今夏にセンターバックの補強に動く可能性を否定した。

 昨季はドイツ代表DFアントニオ・リュディガーを中心とした守備陣でラ・リーガ最小失点で36回目のリーグ優勝を達成したマドリード。だが、昨季限りでスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスが退団したほか、オーストリア代表DFダビド・アラバも離脱している。

 今夏にメインターゲットに設定していたU-21フランス代表DFレニー・ヨロはリール(フランス1部)からマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)へ移籍。グラナダ(スペイン2部)からスペイン人DFヘスス・バジェホがレンタルバックしたものの、センターバックの枚数が足りない状況となっている。

 そのなかで、スペイン『レレボ』によれば、18日に行われるリーグ開幕戦のマジョルカ戦を前にした記者会見に出席したアンチェロッティ監督は「チームは閉じている。アラバはすぐに良くなると信じているし、若手選手もいるからセンターバックの補強は必要ないと考えていた。ハコボ・ラモンはとても優秀で、ラウール・アセンシオも我々を助けてくれるだろう」と語っている。

 また、マジョルカ戦のスタメンについて14日に行われたアタランタ戦からのローテーションを採用するかについて問われると、「明日に向けてチームを評価しなければいけないが、変更を加えるかもしれないし、加えないかもしれない」と述べ、その直後には笑みが溢れたという。